午後、山梨大学大学院のTNK教授が来砺され、案内をしてきた。
驚くことにその目的は入道家住宅のペーパークラフトだ。
入道家住宅ペーパークラフト
砺波平野のアズマダチ家屋として代表的な建造物で、富山県指定文化財の
入道家住宅を1/150スケールで作ったものだ。
2009年に作ったものだが、今でも散居村で無料配布している。
まさかこれを目当てに山梨からはるばる来られるとは恐縮しきりだ。
先生は授業の実践で活用できるように全国各地の民家や現代住宅のペーパークラフトを
作っておられる。沖縄の中村家住宅、青森の高橋家住宅、岐阜の旧遠山家住宅など
その地方の代表的な伝統的家屋のペーパークラフトを制作されている。
ペーパークラフトを通じて民家や集落の特徴や地域性を
手軽に学習してほしいという目的があるそうだ。
以前に砺波のアズマダチを作ろうと散居村ミュージアムに立ち寄ったところ
すでにペーパークラフトが出来ていたので驚かれたそうだ。
今回はその経緯や活用法をリサーチに来られた。
まさか入道家住宅のペーパークラフトを大学の先生が訪ねてこられるとは。
ひとまず曳山会館をまわり、埋文センターで久泉遺跡のペーパークラフトを
見て、散居村ミュージアムとかいにょ苑に立ち寄った。