近年、若手の経営者の方々の間で
地域の文化や歴史に対する関心が高まっているように思う。
今日もそのような内容の相談を受けたのだが、
彼らは「地域のつながりを強めるため、地域への愛を醸成するために
歴史を知りたい」のだという。その思いはとても熱い。
これまでそのような方々はマイノリティだった。
今は地域で後々主流派になっていくような方々がそのような思いを口にする。
時代は変わったのだなあと思うと同時に嬉しくもある。
今夏に福野の小市民会議の歴史部会でも同じようなことを感じた。
かつての町には(出町でも福野でも城端でもそうだが)、
祭りや歴史文化に惜しみなく身銭を切った旦那衆がいた。
もし彼らが地域の文化を下支えする旦那衆になってくれるなら、
いくらでも協力をさせてもらいたいと思う今日この頃である。