午前、上市町の弓の里歴史文化館にて開催の
「かみいちの文化財」展のギャラリートークにお出かけ。
担当のMUR氏が熱弁をふるうこと2時間。
そとの雪をも吹き飛ばすような勢いだった。
終了後、MUR氏、MCD氏、100ZKさんと金龍にて素麺定食。
弓の里で皆と別れ、高速を飛ばして砺波に舞い戻り。
今日は庄川町の青島の獅子舞があるので取材にGO!
青島の獅子は砺波市でもっとも早くに行われる獅子。
上村と下村が同じ日にそれぞれ青島神明宮に獅子舞を奉納する。
いうなれば「1日に二度美味しい」獅子なのだ。庄川町青島(上村)の獅子
庄川町青島(下村)の獅子
詳細は明日以降、それぞれの獅子方から聞き取りを行うことにして
まずは今日の写真をアルバム風にどうぞ。
まずは青島の上村。
<個人的な感想> 雪が振る中でも獅子取りは元気一杯に踊り、獅子方は真剣に頭を振っていた。獅子取りの道具は刀、長刀、鎌、扇子など砺波獅子の典型パターンだ。曲の前奏の間、獅子頭は獅子取りとギリギリの間合いを詰めて威嚇。踊っている途中もカシラを地面スレスレに振っていた。獅子取りの踊りでは棒をもち、縄跳びのようにジャンプをして棒を飛ぶ演目に「おっ!」と思ったし、棒を飛ぶたびにギャラリーも沸いていた。
会長以下役員はピシッと姿勢を正して直立不動で控えていた。ピリリとした緊張感がある獅子だ。口上では声を枯らしながら腹の底から張り上げていた。獅子方は役員を冷やかすこともなく、とてもマジメな獅子だと思った。
つづいて、青島の下村。
<個人的感想> 演目、踊り方は上村の獅子と似た部分が多い。獅子頭の大きさや胴幕に入る人数も同じくらいに見えた。獅子頭のアゴに巻く布が上村が黄色、下村は赤色。上村のように棒をジャンプする演目はなかった。石黒会長が目録を読み上げるとき、ご芳名の前におもしろいキャッチフレーズをつけてギャラリーを笑わせていた。さすが石黒さんだ。
以上、ざっと書いたが明日以降に聞き取りを行って
詳細を砺波正倉にアップしたいと思う。