朝から試掘。休憩時間に作業員のKさんが紅葉の写真を撮っていた。カメラ好きは隙あらば、という感じだ。やはり写真展にいつも入賞するにはこのくらいの意気込みが必要なんだな。
試掘では、地権者さんと砺波の歴史についてかなり掘り下げた話をした。古事記や日本書紀を読むような方だったので、東大寺荘園から義仲、宮崎太郎、徳大寺家や般若野荘、木舟石黒と庄石黒の話などを立て続けに談義した。このような方と歴史談義できるのは楽しい。
午後、県の委員の先生方が増山城に来られるのでガイド。最近は毎週ガイドしてるな~。こないだの城郭の考古学が終わったばかりなので、その時に初披露した話を開陳したら思いのほかウケたような気がする。とある大学の先生が「今日の学習の密度は大変なものですね」とおっしゃったのでうれしかった。
秋晴れの気持ちの良い日。冬はもうすぐそこまで来ているけど、このような天気の中で外に出ていると気分まで晴れやかになる。さて、明日は越中三大山城シンポジウムだったな。