砺波市と南砺市が連携して、
4/3に倒れた屋敷林の再生に向けて県へ要望を提出した。
もしも後世に屋敷林衰退史を語るとしたら、2004年の台風と2012年の爆弾低気圧は
避けて通れないエポック。被害は、2004年が17,534本、2012年が735本と大きな差があるが。
ひと風吹けば多くの被害があるので、今後、屋敷林の伐採は今よりさらに加速すると思う。
そうすれば、こんもりしたカイニョが点在する砺波らしい景色は段々と失われていく。
しかし、屋敷林の再生といっても簡単ではない。今と同じように杉ばかり植えていては、
倒木被害を恐れて、新たに植樹する人はそうはいないだろう。
大事なのは、杉だけでなく多様な樹種による屋敷林を再生すること。
そして、現代的な屋敷林の役割をみんなで確認すること。