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Channel: 学芸員の小部屋
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【記者ぶろぐ】散居村は富山弁?

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(2016.2.8北日本新聞より)


「今日の北日本新聞にいつもアナタが言ってることが載ってるよ~」と
職場の人に言われて、見てみるとびっくりぽん。
記者ブログという記事で散村と散居村の用語について取り上げていた。
驚いたのはその内容で、先日KNBラジオで小林アナと喋ったことに、
内容といい、構成といい、けっこう似ているのだ。

しかも記事の中のミュージアムの職員が話していることも、
もしかしたら当ブログが元ネタじゃないかという内容も(笑)
ま、それはいいか。


でもこの記者さん、うまいことおっしゃっている。
私はいつも「散居村は富山県でしか通用しない。全国的には散村」と
口すっぱく言っているのだが、それを「富山弁」と表現した。
これはさすがの視点だ。


ともあれ、この記事といい、センター試験で「散村」が取り上げられたことといい、
ちょっぴり追い風ムードを感じつつある今日この頃でした。


しかし、ここでやっぱり思うのは散居村ミュージアムの在り方だ。
記者さんが問い合わせるのも無理はないが、ミュージアムと名がつくのに
散村に関する研究機関でも散村に特化した博物館相当施設でもないのだ。
当然、専門知識を持った職員もいない。

全国に誇るべき散村の発信拠点がこれでいいのか、とつくづく思う。

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