中1日をあけて、ふたたび旅に出た。
今度は文化財保護審議会の県外視察だ。
目的地は京都府の丹後地方。
8:30に砺波を出て、12:30に到着。
敦賀から天橋立まで高速が繋がっていたので早かった。
1日目の最初の訪問地は、与謝野町古墳公園。
ここは文化庁が進める史跡整備の先駆的なところで、
ガイダンス施設(はにわ資料館)と史跡整備(古墳)が行われている。
この日は与謝野町教委のKTさんがつきっきりでお相手してくださる事に。
ありがたや~。
資料館で整備の話や、丹後半島の弥生から近世に至るまでの概括的なお話まで
非常に理路整然とお話されるので、ここで丹後のことがスッキリと頭に入った。
墳丘の整備も素晴らしく、本当に20年経ってるの?と思うほど。
ここで旧尾藤家住宅を拝見させてもらい、ちりめんの歴史やら
和洋折衷の住宅の説明やら職員さんに詳しく伺うことができた。
とくに住宅は洋館と数棟の土蔵を組み込んだ、凝った作りで審議会の先生方も大満足。
修景などがかなり行き届いていて、見るべき価値のあるものだった。
途中、天満神社まで登ろうということになり、急な階段をヒーヒー言いながら登った。
ここでもう日はどっぷりと暮れていたので、本日のお宿である茶六本館へ。
国登録有形文化財の宿ということで建築のUEN先生やNSIさんには大好評だったが
アメニティや暖房設備がいまいちだった。
が、女将さんが砺波市出身ということでちょいと盛り上がった。